ハクビシンは猫を襲う?喧嘩の強さ・交配・感染する病気について解説

ハクビシン 猫

近年では都会や市街地にも出没し、目撃情報が急増しているハクビシン。

家で飼っている猫とハクビシンが屋外で遭遇した場合、

  • 襲われることはあるのか?
  • 交配することはあるのか?
  • 感染する病気はあるのか?

など疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はハクビシンと猫の共通点や相違点、喧嘩の強さ・交配の有無、感染する病気について解説します。

この記事を読むことでハクビシンの習性を理解し、愛猫をハクビシンから守るための対策にも役立たせることができるでしょう。

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ハクビシンは猫の仲間?

猫
ネットを見ていると様々なサイトでハクビシンは猫の仲間である、という説が書かれています。確かにどことなく顔立ちは似ており、どちらも運動能力に優れている点など共通するところがあります。実際のところ、ハクビシンは猫の仲間なのでしょうか。猫とハクビシン、二つの生き物の習性を比較してみましょう。

猫とハクビシンの習性の相違点

ハクビシンは猫とタヌキの中間のような姿をした生き物であり、顔の真ん中に白い線のような模様があることが特徴です。

猫とハクビシンには、いくつかその習性に共通点が存在します。

  • 高い場所が好きで木登りが得意
  • 身体能力が高く動きが素早い
  • 体型がスリムで狭い隙間から侵入できる
  • 足が短く胴体と尾が長いなどその姿に共通点が見られる

では、実際にハクビシンと猫は同じ種類の動物かというと、実はそうではありません。
ハクビシンはジャコウネコと呼ばれる動物の一種。分類学上猫が食肉目ネコ科に当たるのに対し、ハクビシンは食肉目ジャコウネコ科の動物です。

ジャコウネコの多くは、鼻先までが長く尖り、肛門付近に独特の臭いを発する臭腺を持っているという特徴があります。ジャコウネコは、ネコ科の動物たちに比べるとやや原始的な動物で、その祖先は3,400万年前から現在と同じ特徴を持っていたと考えられています。ジャコウネコの仲間であるハクビシンは、ライオンやトラなどの、いわゆるネコ科とは異なる分類の生き物なのです。

単に分類学上の違いにとどまらず、猫とハクビシンの生態には明らかな違いがあります

  • 猫と違い、ハクビシンは『キッキッ』『カーッ』と言う鳴き声を出す
  • 樹上生活に特化しており、木の枝や電線など、細いものを掴むことができる
  • 尻尾を命綱のように使って身体を支えることができる
  • 猫は肉食である一方、ハクビシンは雑食性で、果物や畑の野菜など農作物もよく食べる
  • 猫とは違い、床下や天井といった閉鎖環境に巣穴を作り、ため糞をする

属性ではジャコウ「ネコ」とついてはいますが、犬よりは猫に近いかもしれない、という程度で種としては根本的に異なる生き物だと考えていいでしょう。

猫とハクビシンは交配する?

人工授精をおこなった場合の結果は不明ですが、先述のようにネコとハクビシンは全くの別種の生き物です。仮に生息圏が重複している場合でも、交配することはまずないと思われます。

ハクビシンが猫を襲うことはある?

子猫
ハクビシンと猫が屋外で遭遇した場合どうなるのでしょうか。基本的には、猫もハクビシンもさほど争いを好む性格ではありません。しかし何らかの要因で争いに発展する、体の小さな子猫が襲われるといったこともあります。

猫とハクビシンの強さ ケンカしたら勝つのはどっち?

ネコとハクビシンの喧嘩が殺し合いに発展することはほとんどないといわれています。ゴミ捨て場などの餌場で鉢合わせしてしまうことはありますが、その多くがお互いに威嚇し合ったのち、どちらかが片方を追い払って終わり、という形になることが多いです。

小競り合い程度で終わることが多い猫とハクビシンの喧嘩ですが、仮に実力行使に発展した場合、勝敗の結果は体の大きさに左右されると考えられます。大人の猫とハクビシンは、どちらも体重3〜4kg程度になるため、決着は年齢や個体差による成長具合に左右されるでしょう。

子猫が食べられる可能性は十分ある

ハクビシンは雑食であるため、果物や野菜の他に動物や鳥の肉も食べます。その愛らしい見た目に反して力も強いため、ニワトリを好物として襲うことすらあります。小鳥や小動物も捕食対象であるため、子猫が屋外でハクビシンと出くわした場合、襲われて捕食されることは十分に考えられるでしょう。特に野良猫の子供にとってハクビシンは天敵といえます。

ハクビシンの天敵については、下記の記事で詳しく解説しています。

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飼い猫であっても、天井裏などにハクビシンが住み着いている場合はうっかり屋根裏に入ったりしないよう注意が必要です。

ハクビシンから猫に移る病気

猫 病気
ペットの猫がハクビシンと出くわし、喧嘩などで身体が接触した場合、ハクビシンについているノミやダニといった寄生虫を移される可能性があります。ノミ・ダニは一見すると血を吸われるだけと甘くみがちですが、放っておくと飼い猫の毛の中で繁殖し、ときには大きなダメージを与えることもあります。

ダニによる疥癬(かいせん)症

疥癬(かいせん)症は、ハクビシンに寄生しているヒゼンダニが動物に移り、その血を吸い繁殖することで起こる病気です。猫が感染したときの主な症状は以下の通りです。

  • 夜も眠れないほどの強い痒み
  • 皮膚に赤い発疹ができる
  • 患部の毛が抜けおちる

進行すると、毛の抜けた皮膚の下でダニが繁殖し、ゾウのようにシワができて見るも恐ろしい状態となります。

参考:千葉県獣医師会 | 疥癬(かいせん)

ノミによる皮膚炎

猫がノミに吸血されると、皮膚に口吻を差し込んだ際の傷ができる他、ノミの唾液によるアレルギーが発症します。広範囲に赤い発疹ができ、疥癬症と同じく強い痒みを伴います。そのまま気付かずに放っておくと、あまりの痒みに爪で患部を掻きむしってしまい、傷口か雑菌が入り二次感染を起こす場合もあります。

ノミ・ダニによる病気は治療により完治が可能

これらの病気は、どちらも獣医師による適切な診察と治療を受ければ完治が可能です。具体的な治療法には下記のようなものがあります。

  • 飲み薬により体の中から虫を駆除する
  • 液状の薬を身体に直接スプレーする
  • ノミ取り首輪の処方によるノミの排除

獣医師に相談することにより、愛猫の状態に合わせ、適切な治療を選択してもらえます。もし、家で飼っている猫がしきりに身体をかく、皮膚を噛むといった仕草が見られる場合は、寄生虫由来の痒みに悩まされているのかもしれません。そのような場合は、早めにかかりつけの動物病院で確認してもらうようにしましょう。

まとめ

以上、ハクビシンと猫の共通点や相違点、喧嘩の強さ・交配の有無、感染する病気についてご紹介しました。

最後に要点を整理すると以下の通りです。

  • 分類学上、猫が食肉目ネコ科に当たるのに対し、ハクビシンは食肉目ジャコウネコ科の動物
  • ハクビシンと猫が仮に生息圏が重複している場合でも、交配することはまずない
  • ハクビシンは雑食性なので子猫が食べられる可能性は十分ある
  • ハクビシンから猫に移る病気は、ダニによる疥癬(かいせん)症、ノミによる皮膚炎がある

ハクビシンとの接触は猫にとっては多くの危険が伴います。大切な愛猫をハクビシンを始めとする野生動物から守るためには、やはり家から出さないことが最も効果的な対策でしょう。

猫の屋内飼育は徐々に広まってきていますが、田舎ではまだ猫を自由に外に出しているお宅も多いです。好きに出入りさせてあげたいという気持ちは理解できるのですが、何より大切な猫に辛い思いをさせないため、屋内飼育への切り替えを検討されてみてはいかがでしょうか。


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