近年日本各地ではハクビシンによる住宅の屋根裏被害、畑や果樹園の農作物被害が増加し、被害対策や駆除についての相談件数も急増しています。
東京都環境局の資料「都内におけるハクビシンの捕獲数の推移」によると、捕獲数は平成13年の36件に対し、平成28年は736件。この15年間で約20.4倍も増加しているという驚きのデータが発表されています。
数十年前は山林の大きな木のウロ(空洞)をねぐらとしていたハクビシンですが、森林伐採や外敵アライグマの増加によって「住宅難」となり、山から市街地など人が暮らす場所に侵出し、ウロの代わりに建物の天井裏をねぐらにするようになりました。
またハクビシンは雑食性なので畑や家庭菜園の果物、コオロギやバッタなどの昆虫類、カエルやザリガニ、ニワトリなども食べます。市街地で出る生ゴミも最高のごちそうとなるので、ねぐらが変わっても不自由することなく生活できます。
むしろ住宅や神社など建物の天井裏はハクビシンの外敵がいないため、天井裏が繁殖と子育ての拠点となり、日本各地で被害が急増しているというわけです。
当サイト、ハクビシン駆除プラスは【ハクビシンによる住宅の屋根裏被害、畑や果樹園の農作物被害を最小限にとどめる事】を目的に運営しているサイトです。
二度とハクビシンを近寄らせないためにハクビシン駆除業者による対策を推奨しているサイトですが、正しい知識を身に付けることでハクビシン被害と対策費用を最小限にとどめる事が可能です。
まずはハクビシンについて正しい知識を身に付け、被害が拡大する前にしっかり対策をしていきましょう!
ハクビシン被害を阻止する3ステップ
ハクビシン被害に遭わないためには、以下の3ステップが対策として有効です。
- ハクビシンについて知ろう!
- ハクビシン被害を調べよう!
- ハクビシンの被害対策と駆除業者を選ぼう!
ステップ①ハクビシンについて知ろう!
まずはハクビシンについて気になった原因を正確に把握する必要があります。
- 屋根裏から足音・鳴き声が聞こえた
- 天井にシミが付いていた
- 外壁や電柱に足跡が付いていた
- 畑や家庭菜園の果物にかじった跡があった
- 近所でハクビシンを見かけた
特に近年報告件数が増えいているのは、「屋根裏から動物の足音・鳴き声が聞こえた」という予期しないハクビシン被害調査の依頼。
まずは何が原因でハクビシンが気になったのか、その理由からハクビシンについての知識を深めていきましょう。
ステップ②ハクビシン被害を調べよう!
本当にハクビシンが見つかった場合は、近寄らせない対策や駆除が必要です。
しかしハクビシンが見つかったとしても「被害があるかどうか」をしっかり調べる必要があります。
本当にハクビシンによる被害なのか?
他の動物という可能性はないのか?
まずは「自分自身でできる」ハクビシン調査とハクビシン被害の把握を行いましょう。
ハクビシン調査に基づく被害の把握から「ハクビシン対策(予防)」と「ハクビシン駆除」の二択に分かれます。
ハクビシンは「鳥獣保護管理法」の対象となっているので、許可を得ていない人が駆除することは法律で禁止されています。
この法律は、鳥獣の保護及び管理を図るための事業を実施するとともに、猟具の使用に係る危険を予防することにより、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保(生態系の保護を含む。以下同じ。)、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資することを目的とする。
引用:環境省 | 鳥獣保護管理法
ステップ③ハクビシンの被害対策と駆除業者を選ぼう!
最後にハクビシンの対策方法を自分で選びましょう!
普段から自分でハクビシン被害の有無を調査しているのであれば、自分で対策することもできます。ただし本格的な調査や見落しを防ぎたいなら、ハクビシン駆除業者に依頼した方が無難と言えます。
ハクビシン被害に気付かずに発見が遅れてしまうと、駆除費用の他にも屋根裏や天井の修繕費の出費まで増えてしまうことも多いです。
人生で一番高い買い物でもあり財産でもある「住宅」。
ハクビシンによる被害を最小限にとどめ、手遅れや二次被害を受けないためにもにも早めの対策をしていきましょう。
【2024年版】ハクビシン駆除業者比較ランキング
ハクビシン駆除業者はいくつかありますが、対応エリアや即日対応、駆除料金や再発保証期間、訪問時の社名ペイントの有無などのサービス内容が異なります。
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