ハクビシンの鳴き声はうるさい?通常・威嚇・子供の鳴き声の違い【動画あり】

ハクビシンの鳴き声はうるさい?通常・威嚇・子供の鳴き声の違い【動画あり】

 
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執筆・監修者
山中貴弘
ハクビシン駆除専門メディア「ハクビシン駆除プラス」を運営
害虫害獣の駆除歴13年。プロの視点から被害対策のアドバイスを、わかりやすくお伝えします。

ハクビシンの鳴き声を聞いたことはありますか?

基本的に喧嘩や争いを好まず、穏やかで目立たない生活をしているハクビシンですが、どのような鳴き声で、どのような時に鳴くのでしょうか?

そこで、今回はハクビシンの鳴き声について通常・威嚇・子供(赤ちゃん)の違いを動画付きで分かりやすく説明していきます。

この記事を読むことでハクビシンの鳴き声を理解することはもちろん、近年急増している住宅の屋根裏被害の対策にも役立たせることができるでしょう。

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ハクビシンの鳴き声はうるさい?まずは動画でチェック!

ハクビシンの鳴き声は通常時や威嚇、大人や子供によって違いがあります。

まずは、どのような違いがあるのか動画でチェックしてみましょう!

通常の鳴き声

通常時は「キッキキ、キッキキ」と高い声で鳴きます。

サルの鳴き声にも少し似ています

この鳴き声や姿を見ると愛らしく感じる人もいるかもしれませんが、「害獣」とも呼ばれるハクビシンは威嚇や喧嘩のときは豹変します。

次は、威嚇や喧嘩ではどのような鳴き声をするのか聞いてみましょう。

威嚇・喧嘩の鳴き声

威嚇や喧嘩のときは「ガウゥー、ガウゥーー」と低い声で鳴きます。

ハクビシンは喧嘩や争いを好まず、基本的に生活は穏やかにしています。しかし、野生のハクビシンに人間が近づくと口を広げ威嚇します。

ハクビシンは菌に対する免疫が非常に強く、人間に感染する病原菌を持っている場合もあり、安易に近づいて噛み付かれると感染症を引き起こしてしまう危険性があります。

もしハクビシンを見かけたとしても近づいたり捕獲しようとすることは避けましょう。

子供(赤ちゃん)の鳴き声

子供(赤ちゃん)は「ピィーィィ、ピィーィィィ」と、かなり高い声で鳴きます。やかんのお湯が沸いたときの音にも似ていますね。

しかし、この鳴き声は成長とともに聞かれなくなり、生育がいったん止まる生後3ヶ月、体重1.2kgくらいになると全く聞かれません。研究結果では、この鳴き声は母親との交信用と推測されています。

ハクビシンの鳴き声が聞こえたら要注意!

注意 イエローカード

外来動物のハクビシンは日本の在来動物にはない、縄張りを持たないという特長があります。しかし、縄張りを持たず複数の個体がねぐらとエサ場を共有できるハクビシンは、安心できる環境があれば狭い地域に何十頭、何百頭も共存できます。

そのため、自宅周辺や屋根裏から鳴き声が聞こえた場合は、すでにハクビシンのねぐらになっている可能性が高いです。

近隣で鳴き声が聞こえたら要注意!

屋根裏にハクビシンが居続けると、溜まった糞尿による天井のシミやカビが原因で天井が抜け落ちたり、異臭やダニが原因で健康被害を受ける場合もあります。また、ハクビシンは甘くて軟らかいものを好むので、自宅周辺の家庭菜園の果樹被害を受ける場合もあります。

ここ数年で市街地や都会でも生活環境への被害が急増し、早急な駆除対策が求められているハクビシンですが、「特定外来生物」に指定されていないため、許可なく勝手に捕獲したり駆除することは禁止されています。

そのため、もし自宅周辺や屋根裏でハクビシンを見つけた場合は、自治体へ被害を報告して許可を受けるか、害獣駆除業者に依頼をして早めの被害対策を行いましょう。

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ハクビシンの鳴き声と、そのほか害獣の鳴き声との違い

ハクビシンの鳴き声について見てきましたが、住宅周辺にはハクビシン以外にも害獣扱いされている動物はたくさんいます。

ここでは以下の4種類の害獣の鳴き声をご紹介します。

  • アライグマ
  • タヌキ
  • アナグマ
  • イタチ

それでは早速、それぞれの鳴き声を確認してみましょう。

アライグマの鳴き声

アライグマは「クルル、クルルル」と鳴きます。ハクビシンの鳴き声と全然違いますよね。

しかし、鳴き声は違いますが、体は似ているので見間違える人も多いようです。

見分けるポイントは3つ
ハクビシンとアライグマを見分けるポイント
  1. 鼻の模様
  2. しっぽの形
  3. 足跡

ハクビシンの顔で特徴的なのは「白鼻芯」の由来となる鼻から額にかけて一本の白い線です。この線は夜間でもはっきりと目立ちます。反対に、アライグマは鼻から眉間にかけて黒い線があるので、鼻の模様で見分けることができます。

しっぽは、ハクビシンが黒っぽいグレー色で細長く、アライグマはシマ模様でフサフサしています。

足跡はどちらも5本指なのでパッと見たところ分かりづらいです。前足のサイズはハクビシンが4~5cm程、アライグマが5~7cm程で若干大きいです。そのほか、ハクビシンはネコと同じく木登りが得意なので爪跡が残っていることが多いのに対し、アライグマはクマと同じくかかとを付けて歩くので人間の子供の手形のような跡が特長です。

タヌキの鳴き声

タヌキは「クゥン、クゥーーン」「キゥン、キゥーーン」と鳴きます。犬のような鳴き声にも聞こえますね。

アナグマの鳴き声

アナグマは「コココッ、コココッッ」と鳴きます。ハクビシンの鳴き声と全然違い、カエルのような鳴き声にも聞こえます。

イタチの鳴き声

イタチは「キッキィー、キッキィィー」と鳴きます。ハクビシンの鳴き声と似ていますが、ハクビシンのほうが若干声が高いです。

まとめ

以上、ハクビシンの鳴き声(通常・威嚇・子供)と、そのほか害獣の鳴き声の違いについてご紹介しました。

近年では里山から市街地や都会などの人が暮らす場所に侵出し、木のウロの代わりに建物の天井裏を選ぶようになったハクビシン。

もし自宅周辺や屋根裏から鳴き声が聞こえた場合は、すぐに自治体もしくは害獣駆除業者に依頼をして早めの被害対策を行いましょう。

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