ハクビシンの屋根裏の侵入経路9つ・侵入防止の5つの対策方法

屋根

ハクビシンが住宅や神社など建物の屋根裏に侵入して一度住み着いてしまうと、糞尿によって天井にシミが出来たり、悪臭やダニなどの被害を受けてしまいます。

屋根裏被害を防ぎたいという方の中には、

  • 「侵入口、侵入経路はどこなのか?」
  • 「侵入を防止する方法は何なのか?」

などの疑問を持たれている方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回はハクビシンの屋根裏への侵入経路と、屋内への侵入を防止する方法を詳しく解説します。

この記事を読むことでハクビシンの侵入口を特定し、屋根裏被害の防止にも役立たせることができるでしょう。

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ハクビシンの屋根裏への侵入経路【9つ】

家 床下

ハクビシンは非常に体が柔らかく、一辺が8cm以上の穴であれば成獣でも侵入してきます。目立たない隙間から侵入されれば、屋根裏被害にあってもどこから入ったのか分からない場合も多く、入り口が分からなければ一度追い出してもまた侵入されます。

ハクビシンの侵入経路はどこなのでしょうか?家屋の中でハクビシンに侵入されやすい9つの侵入経路についてご紹介します。

1:基礎部分の穴

住宅を支えるコンクリートの基礎部分に四角形の穴があるのを見たことはないでしょうか?実はあの穴は、湿気で傷みやすい木造の家の空気を循環させるための通気口なのです。

普通は鉄格子や金網でフタがされており、動物の侵入は防がれていますが、築年数の長く経過した家ではフタとコンクリートの接合部が劣化し、外れてしまっている場合や、鉄格子自体がサビなどで脆くなっている場合があります。

ハクビシンはフタが外れてしまっている場合は当然ながら、脆くなっている場合も力ずくでフタを外して家に入ってくることもあるため、注意すべき侵入経路の一つです。

2:瓦の剥がれた屋根

台風や地震などの災害を経験している家は、特に注意したいのが瓦の剥がれた屋根です。瓦葺きの屋根で瓦が落ちてしまった部分がある場合は、その部分も侵入経路になり得ます。

瓦が剥がれた状態で長期間屋根を放置すると、屋根の下地が風雨に晒され、徐々に劣化して脆くなっていきます。脆くなった屋根はハクビシンに狙われやすく、下地が腐ってくると鋭い爪と歯で穴を開け、そこから天井裏に侵入することがあるのです。

3:傷んだ外壁の隙間

傷んだ外壁の隙間も被災した家屋の要注意ポイントです。地震により外壁が歪み柱と壁の間に隙間が空いたり、外壁が割れて穴が空いていたりする場合、ハクビシンはそこからも侵入してきます。

日本の家は外壁と内部の部屋の壁の間に隙間がある二重構造になっていることが多く、外壁の隙間から侵入したハクビシンは内壁と外壁の隙間を登り屋根裏へ侵入することができます。

参考:日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌48巻3号 | ハクビシンは垂直な隙間を登る : 登れる幅および登り方の変化

4:目立ちづらい軒下の隙間

瓦葺きの木造住宅に多いのですが、屋根と外壁の継ぎ目に当たる軒下部分の隙間からの侵入が多く報告されています。また、屋根が板葺きの場合は板と板の隙間に体をねじ込み、無理やり屋根板をずらして侵入する場合もあります。

参考:東京都ペストコントロール協会 | ハクビシン等の侵入口

5:床下に通じる縁の下

縁側がある古民家は縁の下がそのまま開いていることがあります。屋根裏の被害も目立つハクビシンですが、暗く狭いところを好み床下にもしばしば巣を作るため、古民家の縁の下は格好の住処となります。

また、縁の下から家の中に侵入し、壁を伝って屋根裏に入ることも想定されるため警戒が必要です。

6:換気扇の穴

換気扇の穴は主に夜間、換気扇を使用していない時に侵入経路として使われます。室内を通って屋根裏を目指すことになるため、ハクビシンも警戒します。軒下や屋根からの侵入と比べると利用されるケースは稀ですが、ハクビシンの被害に遭われている場合は対策が必要です。

7:通気口の隙間

外壁に通気口のある家の場合、侵入経路として利用されている場合があります。こちらは室内の空気の入れ替えを行うための穴ですが、基礎部分の通気口と同じくフタが外れたり劣化したりしている場合は、簡単に開けられ出入り口に使われてしまいます。

8:屋根近くの植木・電柱

ハクビシンの手は毛が生えておらず、肉球が滑り止めになって猿のように物を掴むことができるため木登りが非常に得意です。庭に生えている植木の細枝も器用に足がかりにするため、屋根の近くに植木がある場合はそこから屋根に飛び移って侵入してきます。

また、細い電線を掴んでその上を歩くことも可能で、屋根の近くの電柱や電線も侵入経路になり得ます。

参考:
目黒区 | ハクビシンやアライグマによる被害を防ぐために

9:壁に沿って設置されるパイプ

雨どいも要注意です。木登りの得意なハクビシンは、垂直の雨どいであっても手足で両側から挟むように掴んで上に登ることができます。屋外にエアコンの配管が張られている場合も同じように登り屋根への足がかりとして利用されます。

ハクビシンの屋内への侵入防止方法【5つ】

家 修理

ハクビシンの家屋への侵入を防ぐ一番の方法は、侵入経路を封鎖して使えなくすることです。これまでご紹介したようにハクビシンの侵入経路は多いですが、それぞれに対して効果的な対処方法があります。

1:侵入経路の穴を塞ぐ

家の基礎の通風口や換気扇など、侵入経路の穴が比較的小さい場合は自分(DIY)で対処できる場合があります。これらの穴は空気さえ通ればフタをしても問題ないので、丈夫な板状のもので穴を塞いでしまいましょう。

オススメはパンチングメタルと呼ばれる金属の板です。丸い穴が無数に開いていて金網やフェンスのように利用することができます。ホームセンターならどこでも取り扱っていて一枚1,000円前後から購入できます。利用の際は穴を塞ぎたいところに押し付けて、最低でも一辺につき三箇所はねじ止めをするようにしてください。

侵入経路の形状によっては加工が必要になる場合がありますが、パンチングメタルは丈夫すぎて簡単に加工できません。その場合は太い針金で編まれた金属メッシュ(金網)を使ってください。こちらもホームセンターで購入できます。

2:庭木の剪定を行う

ハクビシンは足場の悪いところでも水平方向に1m以上ジャンプする力を持っているため、庭木の枝は屋根から1.5mほどは離しておくのが理想的です。切りすぎて庭木の外観を損ねる場合は庭木そのものを撤去することも検討しましょう。

果樹を育てている場合は果実そのものがハクビシンを寄せる原因となるため、完熟になる前の早めの収穫が大切です。こまめな世話が難しい場合はこちらも撤去を視野に入れましょう。

参考:静岡県公式ホームページ | ハクビシン

3:雨どい・エアコンの配管に有刺鉄線を巻く

雨どいやエアコンの配管などから侵入が予想される場合は、パイプに有刺鉄線を巻くのが有効です。パイプを前足で掴むことができなくなるため、ハクビシンが登ってくるのを防止できます。有刺鉄線はホームセンターやネット通販で取り扱いがあり、20m1,000円~で購入できます。屋外に設置することになるため、サビに強いステンレス製がおすすめです。

有刺鉄線を取り付ける場合は、

  • 住人のケガを防ぐためなるべく高いところに設置する
  • 将来的に配管工事をする可能性を見越して軽くねじって止めておく
  • 手袋を装着して作業中にケガをしないようにする

などに注意しましょう。

4:家庭菜園の手入れを行う

ハクビシンは野菜や果物が大好物です。農林水産省の資料「生産局農産振興課資料」によると平成18年度の段階で全国の農家に2億3000万円ほどの被害が出ています。

もし自宅の庭に家庭菜園を作っている場合ハクビシンを寄せる原因となるため、こまめに世話をして食べごろになった野菜や果実は早めに収穫するようにしましょう。また間引きした若い苗や花なども放置するとハクビシンに餌をやることになってしまうため、その都度回収が必要です。

5:屋外に生ゴミを放置しない

生ゴミを屋外のゴミ箱に保管したり、畑の肥料として埋めて処理したりしている方も要注意です。外に出されている生ゴミもハクビシンの食料の一つで、匂いに惹かれてやってきてはゴミの袋を破く、埋めたゴミを掘り出すなどゴミを荒らすことがあります。

生ゴミの処理は面倒でついつい外に出してしまいがちですが、屋内に入れておくか鍵の閉まる物置などに入れておくと良いでしょう。

まとめ

以上、ハクビシンの屋根裏への侵入経路と、屋内への侵入を防止する方法をご紹介しました。

非常に体が柔らかく、一辺が8cm以上の穴であれば侵入してくるハクビシン。

まずは自分で侵入経路や侵入口を調査し、屋根裏へ侵入されないよう対策を行っていきましょう。

もし対策後も「侵入口が見つからない…屋根裏から動物の足音が聞こえる…」という方は、プロの害獣駆除・ハクビシン駆除業者に早めに相談し、被害が拡大してしまう前にしっかり対処してもらうことをオススメします。


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